活動銀河 MCG-03-34-064 の中央に埋め込まれたブラックホールのペア
Black hole pair embedded in middle of active galaxy MCG-03-34-064

NASAとヨーロッパ宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡とNASAのチャンドラX線天文台は、超大質量ブラックホールのペアが接近していることを確認した。

これは銀河 MCG-03-34-064 のハッブル宇宙望遠鏡の可視光イメージである。ハッブル宇宙望遠鏡の鋭い視界は、銀河の中心にある白い楕円に埋め込まれた三つの明確な明るい点を明らかにしている。これらの明るいスポットのうちの二つは、強力なX線放射源であり、それらが超大質量ブラックホールであることの明らかな兆候である。ブラックホールが明るく輝くのは、落下する物質をエネルギーに変換し、活動銀河の核として宇宙を駆け巡るからである。それらの距離は約300光年、可視光とX線の波長で見られる最も近い活動銀河のペアである。三つ目は明るいガスの塊である。5時の位置に指す青い筋は、ブラックホールの一つから発射されたジェットかも知れない。このブラックホールのペアは、最終的には合体するだろう二つの銀河間の衝突の結果である。

<イメージの説明>: オレンジ色の渦巻きとして現れる銀河 MCG-03-34-064 のハッブル可視光イメージ。中心は青く、銀河の中心にある白い楕円に三つの明るい点が埋め込まれている。これらの輝点の二つは強力なX線放射源であり、それらが物質をエネルギーに変換する超大質量ブラックホールであることの明らかな兆候である。

<ひとこと>: これはヨーロッパ宇宙機関の記事です。同じテーマの記事が こちら にもあります。大判はイメージをクリック(タップ)。
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Sept 13, 2024    


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