- NASAの DART ミッション、ターゲットの連星小惑星システムに新たな光を当てる (DART)
2022年に探査機を送り込んで小惑星衛星ディモルフォスに意図的に衝突させた、NASAの DART(Double Asteroid Redirection Test)ミッションから収集されたデータを研究することによって、ミッションの科学チームは、ターゲットの連星システムの起源と、 DART 探査機がディモルフォスの軌道をシフトするのに非常に効果的だった理由について、新しい情報を発見した。
ネイチャ・コミュニケーションズ誌に最近発表された5編の論文で、研究チームは、衛星ディモルフォスと親小惑星ディディモスからなる連星小惑星システムの地質を調査し、その起源と進化を特徴づけ、その物理的特性を限定した。
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- NASA、JAXAによる月面と月周回軌道間のレーザー光線を跳ね返す (SLIM)
NASAの月調査軌道船(Lunar Reconnaissance Orbiter)は、 JAXA の月面着陸船 SLIM に搭載されたクッキーサイズの反射鏡にレーザーパルスを2回送信し、返ってきた信号を受信した。
軌道船は、2024年5月24日、2回の連続した軌道で、日本の SLIM (Smart Lander for Investigating Moon)の上空70キロメートルを通過した際に、これまで8回行ってきたレーザー高度計で着陸船に信号を送った。しかし、この2回の試みで、信号は、軌道船の検出器で跳ね戻った。
これはNASAにとって重要な成果だった。なぜなら、 SLIM の検出器は最適な位置にないからである。この反射器は通常、着陸船の上部に固定されているので、軌道船は反射器の概略の位置にレーザーパルスを送信するときに、120度の角度を向けることができる。しかし、 SLIM 着陸船は上部が横を向いて地表に落ちていたために、軌道船の放射は制限されていた。
目標達成の可能性を高めるために、軌道船チームは JAXA と協力し、 SLIM の正確な位置と向きを決定した。その後、NASAのエンジニア達は、軌道船の軌道が、レーザービームが SLIM の反射器に到達する可能性が最も高い位置に導く時を予測した。
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第3回 探査機の軌道をどうやって決めるの? (国立天文台)
前回は、探査機の軌道を決めることがなぜ大切なのか、そしてそのためにどんなデータが必要かを説明しました。今回は、集めたデータを使って実際に探査機の軌道をどうやって決めるのかをお話しします。
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- 商業デブリ除去実証フェーズI 「周回観測」の画像を公開 (JAXA)
宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)が進める「商業デブリ除去実証(CRD2)フェーズI」の実証衛星 ADRAS-J が、非協力的ターゲットであるスペースデブリを「周回観測」にて撮影した画像を、株式会社アストロスケールが公開しました。
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- JAXA と国連宇宙部との連携協力(KiboCUBE)に基づく第8回選定の結果 (JAXA)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)と国連宇宙部(UNOOSA)は、2015年から、国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟からの超小型衛星放出の機会提供に関する連携協力(以下、KiboCUBE)を進めています。
この度、KiboCUBE 第8回公募(募集期間:2023年6月2日~2023年12月31日)に応募いただいた提案について JAXA と国連宇宙部が共同で審査を行った結果、タンザニア連合共和国ダルエスサラーム工科大学(Dar es Salaam Institute of Technology (DIT))とコートジボワール共和国フェリックス・ウフェ=ボワニ国立工科大学(Institut National Polytechnique Félix Houphouët Boigny)の共同提案を選定しましたので、お知らせいたします。
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- 衛星画像を使った自由研究を大募集 (JAXA)
JAXA の衛星画像を使って、自由研究にチャレンジしてみませんか? 身近な環境から地球全体まで、幅広いテーマで研究ができます。
優秀な作品は JAXA のホームページに掲載! 参加者全員に記念品をプレゼント!
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