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このページでは様々な時宜に即した「今日の宇宙(Space of the Day)」をご紹介しています。掲載期間は概ね一か月。土曜日・日曜日・祝日は「肩の凝らない」記事を選んでいます。 |
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![]() この銀河は美しいだけではなく有用である。 |
![]() 昔、5000万光年離れた銀河で、星が爆発した。 |
![]() (ヨーロッパ宇宙機関) 最初の MetOp 第 2 世代気象衛星である MetOp-SG-A1 が打上げられてから 3 週間も経たないうちに、この注目すべき新しい衛星はすでに 2 つの最先端機器からのデータの送信を開始しており、今後何が起こるかを垣間見ることができる。 |
![]() (すばる望遠鏡)
ビッグバンから 10 億年に満たない初期宇宙で、これまで見逃されてきた「塵に隠れた巨大ブラックホール」が発見されました。愛媛大学や国立天文台の研究者を含む国際研究チームは、すばる望遠鏡で見つけた銀河をジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡で追観測し、銀河の中心で物質を飲み込みながら輝く「クェーサー」として現れる巨大ブラックホールの存在を確認しました。初期宇宙でこれほど明るいクェーサーが塵に覆われたまま見つかったのは世界で初めてです。この成果から、初期宇宙には明るいクェーサーが従来の予想の2倍以上存在することが明らかになりました。 |
![]() その表面は太陽系で最もクレータが密集しているが、その中には何があるのだろう? |
![]() 高性能マイクロ波放射計3(AMSR3)の初期観測結果
2025年(令和7年)9月5日 |
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高気圧が長引いたために、ブリティッシュコロンビアと太平洋岸北西部で、9月の異常に暖かい気温がもたらされた。 |
![]() (Space Weather News:9月6日の記事から)
太陽に「S」が見えるとき、通常は、何かが爆発しようとしていることを意味する。9月4日、NASAの太陽ダイナミクス天文台(SDO)は、教科書のようなS字形噴出(sigmoid eruption)を記録した。 |
![]() 1969年7月、宇宙飛行士のニール・アームストロングとバズ・オルドリンは、人類として初めて月面を歩いた。現在、NASAとアルテミス協定を結ぶ国際パートナーは、人類をそこに送り返し滞在することに取り組んでいる。特に宇宙は人間にとって非常に居心地の悪い場所であり、この旅行は困難なものになるだろう。予期せぬ危険の源の1つは太陽である。 |
![]() <イメージの説明>: NASAの衛星データによる植物の生産性のマップをつくる新しいツールが、暑さ、干ばつ、寒波、その他のストレスによって脅かされている作物について、土地管理者達に早期の警告を提供している。 |
![]() (ALMA:国立天文台) アルマ望遠鏡の観測データを解析することで、若い恒星からのジェットが生み出した衝撃波によって形がゆがめられた原始惑星系円盤が発見されました。惑星が誕生する現場は、予想以上に過酷なのかもしれないことを示唆する知見です。 |
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このアニメーションは、北極の永久凍土の、1997 年と 2021 年の違いを示している。北極の永久凍土には、約17,000億トンの凍結および融解中の炭素が貯蔵されている。人為的な温暖化は、未知の量のこの炭素を大気中に放出し、永久凍土-炭素フィードバックとして総称されるプロセスで気候に影響を与える恐れがある。永久凍土が急速に融解することもあるが、科学者達は、フィードバックループの観点からのこれらの突然の融解が、何を意味するのか分かっていない。
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しかし、2018年から、NASAは、初めて太陽に近い領域を調査するために、ロボットパーカー太陽探査機(PSP)を打上げた。
この注目のタイムラプスビデオは、12月に、その人工の宇宙船が太陽に最も接近し、太陽の高温の表面から太陽の直径の約5倍まで接近して、太陽シールドの背後から横を向いて周回した様子を示している。
探査機の広域画像装置(Wide Field Imager for Solar Probe (WISPR) カメラ)は、これらのイメージを、 7 時間かけて撮影したが、ここでは約 5 秒にデジタル圧縮されている。
コロナ質量放出 (CME) を含め、太陽のコロナが前例のない詳細でここに見ることができ、星が背景の遠くを通過している。
太陽は地球の主要なエネルギー源であるだけでなく、その変化する太陽風は、地球の大気を圧縮し、オーロラを引き起こし、電力網に影響を与え、軌道上の通信衛星に損傷を与える可能性さえもある。
<イメージの説明>: 宇宙ハリケーンの構造。
オーロラに精通したオーロラ追跡者達は、オーロラを捕まえるのに最適な時期は惑星間磁場 (IMF:interplanetary magnetic field) が南に傾いているときであることを知っている。これによって地球の磁気圏に穴が開き、太陽風が侵入できるようになる。我々は惑星間磁場が北に傾いて扉を閉ざす時を無視しがちである。しかしながら、研究によると、それはまさに宇宙のハリケーンが形成される時期である。
宇宙のハリケーンはステルス性があり、従来の宇宙の気象予報の指標がほとんど関心がないことを示しているときに現れる。
予報士達への注意:すべての嵐が太陽から来るわけではない。
<出典>: Space Weather News
最初の既知の例は、2014年8月20日に国防気象衛星(DMSP)のイメージに現れた。荷電粒子の巨大な渦巻きが北極の上空に現れた。静かに回転するそれは、螺旋状の腕とオーロラの光で輝く穏やかな「目」を持つ地球のハリケーンのような形をしていた。この出来事の詳細な研究は、2025年7月号のSpace Weatherに掲載されている。